成功する企業と失敗する企業はどこが異なるのでしょうか?

1、顧客満足度?

企業の目的を考えたとき、社会貢献、お客様貢献だと考えます。お客様に真に貢献しているかが成功と失敗の差だと考えます。お客様にとって必要な企業はお客様が潰しません。

但し、失敗する企業も「顧客満足度」を考え常に意識して経営にあたってたはずですが潰れてしまいます。そこには物差しの相違があると考えます。顧客満足度は誰から見たときの満足度でしょうか。潰れた企業の物差しで測った顧客満足度ではなかったのではないでしょうか。企業側から見た顧客満足度は真の顧客満足度ではありません。それは企業満足度だったのです。

潰れた企業は、「いや、きちんとアンケート調査をして顧客の満足度を調べた」と言うでしょうがアンケート調査をうのみにできません。人はアンケート調査に真実を書くとは限らないのです。質問の仕方にも問題があることがあります。

また、アンケート調査の結果を見るとき人は自分の結果の欲しい方向で読んでしまい、反論があっときは例外又は少数意見だと判断しがちなのです。少数意見の中にこそ真実が隠されていることも少なくありません。

2、成功のキーワードは、オンリーワン、ファーストワン、ナンバーワン!

どこも、どの企業も扱っていないサービス、商品を提供できれば当然に成功します。しかし、当然にニーズが無ければ話になりません。

オンリーワン・・・特許等開発力

ファーストワン・・・先陣、開拓力

ナンバーワン・・・財政力、技術力

3、採用人事の結果!

人には好き嫌いがあります。好きな人ばかりを集めたいのが心理です。しかし、発展性はなくなります。従業員は気に入ったのが半分、気に入らないのが半分を意識して使うことだと考えます。

4、人事配置

意見の合う者同士でチームを組ませないことが発展の条件です。

人には適正もあります。適正試験を実施するのも方法ですが得手、不得手を日頃の会話から知ることも大切です。

5、直観経営の勧め!

経営は科学と言っても全てが数字に表せるわけではありません。計算のできない経営学のわからない成功者は多数おります。

人の頭脳はコンプータでいうところの多変量解析を寸時にこなします。それが、直観という人に才能だと思います。ややもすると財務諸表に頼り、それが全てのような錯覚を抱きます。しかし、人ももって生れた感性も捨てがたいものがあることを再認識してください。誤った直観、独善は悲劇を生みますが。

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